2024年度ワークショップのご案内

日本の演劇人を育てるプロジェクト

鴻上演劇研究所ワークショップ

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日 時 短期間で集中的に、演技の基礎となるあらゆる技法をお伝えする講座です。
3人の演出家が講師を手がける、それぞれ異なるアプローチの演技レッスン
舞台を中心に活動している俳優の方はもちろん、演出家や、演劇部顧問の先生、 ワークショップリーダーの方など、あなたが学びたいことに一番近い講座を見つけてください!


①台本の読み解き方講座 (講師:板垣恭一)
2024年7月6日(土)〜7日(日)*2日間通しの講座です。/13:00〜20:00(2日間とも)
※2日目の講座終了後、1時間程度の個別相談の時間を設ける予定です。

演技って「動き」を作ることができたら「喋り」はついてくるものだと思います。
では動きは何によって作られるかと言うと「気持ち」だったりします。
では気持ちを作っているものはと言うと……というようなことを考察・実践するワークショップです。
もうひとつ「物語とは何か」ということについても考えてみようと思います。
演技は物語の中に存在するので、物語について詳しいに越したことはないからです。
あと「面白い」ってどういうことなのかについても触れようと思います。
というような場なので、演出や作劇に興味のある方も楽しめるはずかと。
よかったら遊びに来てください。


②「役作り」のヒントとアプローチ法(講師:黒川竹春)
2024年9月15日(日)/13:00〜21:00

自分自身で短い一人芝居を創作、実演することを通して、俳優としての客観性、役作りの取り組み方を学ぶ講座です。
一人芝居と言っても、難しい内容ではなく「今日家からワークショップの会場に来るまでの自分」「家に帰ってから寝るまでの自分」など、身近なテーマを用いて創作していきます。
俳優にとって大切な素養である自身に対する客観性を養い、演技力、舞台上での瞬発力の向上を目指したい方ぜひご参加下さい!


③鴻上尚史のオープンワークショップ(講師:鴻上尚史)
2024年10月12日(土)〜14日(月・祝)(3日間)/13:00〜21:00(3日間とも)

このワークショップの内容は、演劇のあらゆる面を、高速度でおさらいするものです。
具体的には、「正しい発声とは何か?」「身体を意識するとはどういうことか?」という基本的なことから、「動きの発見」「ラバン・システム」 などのムーヴメントへのアプローチ、
「スタニスラフスキー・システム」・「サブテキストの発見」などの演技の基礎、そして演技力向上のための各種エチュードを3日間たっぷりと行う予定です。
対象は、実際に俳優活動を行っている人・プロの俳優になりたい人・仲間と劇団を作ったけれど、どうしていいか分からない人などですが、
他にも演劇をどう指導していいか分からない人(演出家・演劇部の先生)・声と身体の表現力を向上させたい人なども受講頂けます。
会 場 ①②③とも
都内スタジオ
講 師 ●講師/板垣恭一(いたがき きょういち)
演出家・脚本家。
日本大学藝術学部演劇学科、第三舞台を経て演出家に。日本劇団協議会『日本の劇』戯曲賞の最終選考委員。脚本・歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』が第27 回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。近作に『鉄鼠の檻』『ルームメイトと謎解きを』『聲の形』『ヴァグラント』『FACTORY GIRLS』『明治座でどうな・る家康』『今度は愛妻家』『8人の女たち』『フォーエヴァー プラッド』『アーモンド』『GREY』など。

●講師/黒川竹春(くろかわ たけはる)
1975年2月16日生まれ。東京都出身。日本映画学校映像科卒業後、1996年より劇団「第三舞台」の演出助手をつとめ、その後、フリーの演出助手として多数の公演に参加する。1999年よりAtticTheater(プロデュースユニット)を旗揚げし、主宰・演出として活動している。最近作は、「ビューティフル・サンディ」(2018年4月ギャラリールデコ)。
その他、演出を手掛けた主な作品は、舞台版「心霊探偵 八雲 いつわりの樹」(2008年3月青山円形劇場)、舞台版「心霊探偵 八雲 魂のささやき」(2009年6月紀伊国屋サザンシアター)、舞台版「〜密室のゲーム〜 確率捜査官 御子柴岳人」(2010年7月恵比寿エコー劇場)「アシュラ!」(2012年9月中野MOMO)など多数。2011年〜2012年には、湊かなえ作「往復書簡」(幻冬舎)の朗読劇を行い、好評を得る。
演劇公演以外にも、俳優や企業、小学校、アナウンサーなど様々な対象に応じたワークショップで演技と発声の講師を務める。
現在、東京アニメーションカレッジ専門学校・声優科の演技講師、昭和音楽大学ミュージカルコース非常勤講師。

●講師/鴻上尚史(こうかみ しょうじ)
作家・演出家 1981年、劇団「第三舞台」を結成。以降、作・演出を多数手がける。これまで紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞など受賞。演劇活動の他にも、ラジオパーソナリティ、映画監督、脚本家、エッセイスト、 小説家などとして幅広く活動。1997年に渡英、1年間演劇ワークショップのリサーチを行い、帰国後、数多くのワークショップを開催、「からだ」と「こえ」に関する著作を多数発表するなど、俳優の育成に精力的に取り組んでいる。
桐朋学園芸術短期大学名誉教授。
受講料 ①台本の読み解き方講座
 ・・・10,000 円(税込・2日間通し・事前お振込)
  (※日本劇団協議会正会員団体所属の方は8,000円。
    「所属団体名(正会員団体)」を明記してください。)

②「役作り」のヒントとアプローチ法
 ・・・6,000 円(税込・事前お振込)
  (※日本劇団協議会正会員団体所属の方は5,000円。
    「所属団体名(正会員団体)」を明記してください。)

③鴻上尚史のオープンワークショップ
 ・・・20,000 円(税込・3日間通し・事前お振込)
   (※日本劇団協議会正会員団体所属の方は18,000円。
     備考欄に「所属団体名(正会員団体)」を明記してください。)
  ※過去に「鴻上尚史のオープンワークショップ」にご参加いただいた方は同講座にはお申し込みいただけません。

応募資格 ①台本の読み解き方講座
 ※プロ、もしくはプロを目指す人限定

③鴻上尚史のオープンワークショップ
 ※【ご注意ください!】過去に「鴻上尚史のオープンワークショップ」にご参加いただいた方は同講座にはお申し込みいただけません。
募集人数 ①台本の読み解き方講座
 ・・・ 18名/先着順・要予約

②「役作り」のヒントとアプローチ法
 ・・・ 15名/先着順・要予約

③鴻上尚史のオープンワークショップ
 ・・・25名/先着順・要予約
 ※過去に「鴻上尚史のオープンワークショップ」にご参加いただいた方は同講座にはお申し込みいただけません。

募集期間 ●受付中
台本の読み解き方講座(講師:板垣恭一)開催:2024/7/6(土)〜7(日)
(定員に達し次第締切)

※現在、
・9/15開催:「役作り」のヒントとアプローチ法(講師:黒川竹春)
・10/12-14開催:鴻上尚史のオープンワークショップ(講師:鴻上尚史)
は募集期間前のため、お申し込み頂けません。受付開始まで今しばらくお待ちください。(講義開催日の約2ヶ月前から募集を開始する予定です。)
応募方法 お申込みフォームに必要事項をご記入の上ご応募ください

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TEL:03-5937-4252(平日11:00〜18:00)FAX:03-5937-4253
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