ART CARAVAN



文化庁「大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業」は、我が国の文化芸術水準を向上させるような公演等を支援し、文化芸術の質の向上と、文化芸術の重要性や魅力を発信することにより、新型コロナウイルスの感染拡大による萎縮効果を乗り越え、文化芸術に対する需要喚起や業界全体の活性化を図ることを目的としています。
公益社団法人日本劇団協議会では、創造と鑑賞の力強い関係を取り戻すために、全国118地域に19作品324公演を届ける演劇アートキャラバン事業「巡演ネットワーク活性化推進プロジェクトー演劇を迎える喜びに支えられて-」に取り組むことになりました。

演劇で生きる力を。

日本劇団協議会会長
西川信廣

昨年来続く新型コロナの猛威は私たちの想定をはるかに越えて、日々の生活に大きな打撃を与えています。
人々が集い、語り、共感し、生きる力に変えることが厳しく制限されているのです。
人類は言葉を発明し、コミュニケーションを高め、他者とのつながりを深め、これまで発展してきました。
それを制限しなければならない新型コロナの蔓延は私たちの生きる根幹を揺るがす事態でもあります。
人間は対話をすることで、脳内にミラーニューロンという物質が出るそうです。
その物質は人間同士に共感を呼ぶのだそうです。
しかし、人が集まり、対話や会話をすることが制限され、「黙る」ことが推奨されるいま、共感はどうすれば得られるのか?
ものの本によれば、対話や会話以外でミラーニューロンが放出される度合いが最も高いのは演劇鑑賞だそうです。
公益社団法人日本劇団協議会が実施するアートキャラバンは、コロナ禍のなか危機に瀕している演劇鑑賞の機会を、全国の演劇鑑賞会や市民劇場をはじめとする文化団体、地方自治体、公共ホールが連携して持続可能なものに再構築して行く事業です。
全国公立文化施設協会ガイドラインを踏まえた感染対策をしたうえで、全国118か所で質の高い演劇作品324公演を予定しています。
お一人でも多くの方にご来場いただき、演劇を楽しみ、新型コロナで失われつつある、人と人とのつながりとそこで生まれる生きる力を得て頂けることを願っています。

巡演ネットワーク普及拡大推進プロジェクトー演劇を迎える喜びに支えられてー

参加劇団・創造団体
劇団チョコレートケーキ
こまつ座
劇団銅鑼
文学座
人形劇団プーク
劇団民藝
NLT
劇団東演
オペラシアターこんにゃく座
プレオム劇
劇団文化座
トム・プロジェクト
俳優座劇場
エイコーン
無名塾
劇団1980

主催 公益社団法人日本劇団協議会

ACプロジェクトメンバー(五十音順)
小川浩
金本和明
紫雲幸一
白川浩司
田辺素子
箱田雅幸
檜山淳子

福島明夫

編集:AC編集部(紫雲幸一、白田聡、田中雄一朗)

上演作品一覧

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運営団体・会場一覧

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