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●文化庁委託事業 令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業
日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進劇団育成公演

演劇界を牽引すると期待される劇団を育成する事業。

温泉ドラゴン『悼、灯、斉藤』プレ企画 リーディング公演

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あらすじ

母の急死によって実家に集まった40代前半の斉藤家の三兄弟。仲が悪い。悲嘆に暮れる暇もなく葬儀や墓の手続きを進める中で、父も兄弟もそれぞれお金がないことが明かされ、葬儀代とお墓代をどうするかでもめる。また、葬儀の担当者が気に入らなかったり、墓問題がこじれたり、役所の手続き、カードの解約など誰がやるか、過去の喧嘩などもぶり返し、兄弟同士で言い争ったりしながら、どうにか分担し母の死後の諸々の手続きを進めていく。

兄弟が喧嘩したりいがみ合う中で、彼らの関係性を繋ぎ止めるのは、常軌を逸した母との思い出だ。

三兄弟とも子供がいない。三男は結婚していない。孫を見せられなかった負い目など、既存の社会的な(未だ蔓延る昭和的な)価値観、理想の家族像に振り回されながらも、それぞれの生き方を肯定し、母の死を弔う。

キャスト

​阪本篤
シライケイタ
筑波竜一
(以上、劇団温泉ドラゴン)

浅倉洋介
河井朗(ルサンチカ)
古賀友樹
齊藤玲子
瀧腰教寛

谷川清美(演劇集団円)
永山由里恵(青年団)
西井裕美

(50音順)

原田ゆう(温泉ドラゴン)
演 出 中澤陽

舞台作家。1992年6月4日生まれ。2012年、舞台作家の小野彩加と共に舞台芸術の創作を行なうコレクティブとしてスペースノットブランクを設立。二人組の舞台作家としてこれまでに多くの作品を創作、上演している。主な作品として、『舞台らしきモニュメント』『フィジカル・カタルシス』『ラブ・ダイアローグ・ナウ』の他、第63回岸田國士戯曲賞受賞劇作家/松原俊太郎と協働した『ささやかなさ』『光の中のアリス』『ミライハ』など。その他に、映像作家として、室伏鴻のアーカイブ映像の制作、中村蓉『リバーサイドホテル』『顔』などの作品に参加。パフォーマーとして、Fabien Prioville Dance Company『The SOMA Project』、藤田貴大『A-S』、池田亮/ゆうめい『フェス』『〆』、三野新『アフターフィルム』、額田大志/ヌトミック『ワナビーエンド』、福井裕孝『デスクトップ・シアター』、本橋龍/ウンゲツィーファ『ロイコクロリディウム』『Uber Boyz』、今野裕一郎/バストリオ『一匹のモンタージュ』などの作品に参加している。2019年、利賀演劇人コンクール/優秀演出家賞二席受賞。2021年、KYOTO CHOREOGRAPHY AWARDファイナリスト、穂の国とよはし芸術劇場PLAT「高校生と創る演劇」演出。2021年度及び2022年度、公益財団法人セゾン文化財団「セゾン・フェローⅠ」。
スタッフ スーパーバイザー/福島明夫(青年劇場)
日 時 2022年11月6日(日)18時~
(受付・開場は15分前)


会 場 青年劇場スタジオ結
東京都新宿区新宿2丁目9-20 問川ビル B1
東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 出口1・3より徒歩2分
東京メトロ副都心線 都営新宿線 新宿三丁目駅 C8出口より徒歩8分
主 催 文化庁
公益社団法人日本劇団協議会
入場料 参加費(全席自由席・当日精算)500円
※ご参加いただいた方には、現段階での戯曲を配布いたします。
チケット取扱い 予約:予約開始10/15(土) 10:00
カルテットオンライン
制作協力 一般社団法人劇団温泉ドラゴン
コロナ感染対策 東京都イベント開催時のチェックリスト