掲載日:2024.12.23

2/15「体育館を劇場に!学校公演のための体育館仕込み研修」開催new


























 日本劇団協議会では、「すべての学校に演劇を!」のスローガンの下、全国各地の高校での公演、並びに高等学校における演劇鑑賞会の実態調査・普及活動等に取り組んでいます。
その中で、令和5年度に実施した全国23府県高等学校を対象とした実態調査において、芸術鑑賞会(演劇)の開催場所は「公立文化施設」が54.0%、「自校(=体育館等)」が29.3%との結果であったことから、全国的には公共文化施設での開催が多数であると言えます。
 しかしながら、学校規模でみると生徒数が「100人未満」の学校では57.6%、「250人未満」の学校でも64.4%が「自校(=体育館等)」開催と回答しています。また地域別でみると「九州地方」では64.1%が「自校(=体育館等)」開催と回答しています。このように会場費負担や近隣文化施設の有無などを背景として、「生徒数の少ない学校」や「九州地方」では、体育館での開催へのニーズが依然高いといえます。
 そこで今回は、体育館を劇場に変えるために、必要な事前の確認事項、体育館公演を想定したセットの工夫、実際の仕込み作業等について、レクチャーを受けながら実践的に学べる研修を開催します。
「学校公演を行いたいと考えているけれど、体育館公演の経験がなく、方法がわからない」という方や、「体育館公演の経験がない若手にも学ばせたい」という方、「多くの子どもたちに演劇を届けたい!」という方からのお申込みをお待ちしています。


【日時】
令和7年2月15日(土)10時30分~19時00分(途中休憩あり)
 10時00分~ 受付開始
 10時30分~12時30分 午前の部<舞台/搬入~大道具~舞台面張り出し等について>
 13時30分~19時00分 午後の部①<照明仕込みについて>
            午後の部②<音響仕込みについて>
            午後の部③<バラシ作業~質疑応答>

 ★実際の現場では同時並行で進んでいく、舞台(大道具)/照明/音響の各セクションを順番にレクチャーするため、全てのセクションについて1日で学ぶことができます!  

【会場】
芸能花伝舎 体育館 
(東京都新宿区西新宿6-12-30)
最寄り駅:丸ノ内線 「西新宿駅」

【講師】
鈴木正昭(舞台監督/劇団銅鑼)
前川裕幸(照明家/(有)ライティング ユニオン)、根橋生江(照明家/(有)ライティング ユニオン)
佐川尚子(音響家/Sammy Sound)

【対象】
学校公演について学びたいスタッフ、俳優等 

【定員】
25名程度
(※先着順 ※同一団体から3名以上ご参加の場合は、人数調整をお願いする可能性があります。)

【参加費】
無料 (要事前申し込み)
※当日は、各自、上履きと軍手をご持参ください。/作業しやすい服装でご参加ください。着替えスペースがありますので、必要な方はご持参ください。/仕込み道具をお持ちの方はご持参ください。

【お申込み締め切り】
1月31日(金)17:00

【お申込み方法】
Googleフォーム にて、必要事項(お名前/お電話番号/メール/ご所属(あれば)/担当セクション(舞台・音響・照明・俳優・制作など)/体育館公演実施経験の有無/その他(当日期待することや、お知りになりたいことなどあれば))を添えてお申込みください。


【主催】
独立行政法人日本芸術文化振興会、公益社団法人日本劇団協議会

【協力】
劇団銅鑼

<令和6年度 統括団体による高校・過疎地域等学校派遣モデル事業>