掲載日:2019.7.16

◆締め切りました◆新キャストオーディション『ナイロンのライオン』

「ナイロンのライオン」新旧連続公演新キャストオーディション!
























<作品概要>
【タイトル】「ナイロンのライオン」
【脚本・演出】ラサール石井
【劇場】劇場HOPE(中野)
【日程】2020年2月1日(土)~9日(日)
【稽古期間】2020年1月
2012年に初演されたラサール石井作・演出の本作品をオリジナル旧キャストとオーディションにより選出された新進気鋭の新キャストの連続公演として上演いたします。

<募集内容>
芸歴10年以内の男性3名女性3名
年齢35歳まで

<出演条件>
●稽古、本番に参加できる方。
●女1役は冒頭に上半身裸(胸は手で隠します)、下半身下着にガータベルトの格好で独白のシーンがあります。このシーンはヨウコが下着のデザインという仕事を選択するきっかけとなる非常に重要なシーンです。このシーンを演じていただくことが必須です。
●ノルマはありませんが、宣伝や券売に最大限ご協力していただける方。
●ギャランティ有(応相談)

<応募方法>
必要事項をご記入の上メールにてご応募ください。
お申込みメールアドレス
yokoniomakase@set1979.com

<必要事項>
●氏名
●年齢
●スリーサイズ
●略歴(役者としてのキャリアをスタートした年齢がはっきりとわかるようにお願いいたします。)
●希望の役
●住所、電話番号、メールアドレス
●バストアップ、全身写真各1まいずつ

<応募締め切り>

2019年7月22日(月)12時まで

<審査>
●書類審査を通過された方に、折り返し実技審査のご連絡いたします。
●実技審査 8月4日(日)都内スタジオにてオーディション(時間未定)

<オーディション窓口>
劇団スーパー・エキセントリック・シアター 制作:鈴木
お問い合わせ:03-6433-1669(平日11時~18時)
yokoniomakase@set1979.com

<作品の趣旨あらすじ>
敗戦の色濃い昭和20年代から、高度経済成長時代の幕開けである30年代にさしかかる日本では、やっと和装姿から洋装が一般的になったばかりで、誰もがまだ下着などに関心も価値も見出してはいませんでした。当時の女性が履いていたのはメリヤス製の大きなズロースが主流でブラジャーも形ばかりの乳あてといった程度のものだったのです。
鴨井羊子という人はそんな時代に新聞記者を退職し、独学でナイロン製の小さな「スキャンティ」を製作、その他にもスリップやガーターベルトなど色とりどりの可愛らしい下着を考案し、その販売を始めた女性です。なんと彼女は下着のアウター化や男女共用の下着をそれが実現化する40年も前に、すでに提唱していたのです。
このお芝居はそんな早すぎた天才が、まだまだ男性上位の社会の中で、どう時代と折り合って行ったかを、鴨井羊子らしき人を主人公に、主にブラジャーとコルセットに力を入れ小さな会社であった和光商事を現在のワコールにまで成長させた社長の塚本幸一らしき人を絡めながら、事実を20%、フィクションを80%交えてお見せしていきます。

<登場人物>
●女1 マイカ、ヨウコ(鴨井羊子らしき人)
●女2 ミサコ(ヨウコの生涯の親友、広島の原爆経験者。パンパンまがいのことをしながら男を作って何とか食いつないできた。針仕事が得意でヨウコの仕事を手伝うようになる)
●女3 ヨウコの母(昔ながらの日本の母)※他にも幾つかの役を兼ねていただきます。
●男1 オオバヤシ(ポン引き)ヨウコの父(部類の酒好き。長男の死後酒浸りに。最後は心臓病で死ぬが自殺説もあり。)※他にも幾つかの役を兼ねていただきます
●男2 ヨウコの弟(画家、繊細な神経の持ち主。ヨウコのよき理解者であるが、後にパリで自殺。)モリヤマ(ヨウコの影のプロデューサーであり共同経営者)※他にも幾つかの役を兼ねていただきます
●男3 ツカモト(和光商会後のワコールの社長。戦後女性のブラジャーを製作し販売。1代で会社を大企業に育て上げる。※他にも幾つかの役を兼ねていただきます