掲載日:2016.5.31

「日本の劇」戯曲賞2015『檸檬の島』公演情報解禁!

「日本の劇」戯曲賞2015最優秀賞受賞『檸檬の島』公演情報!

【作】 西 史夏(にし・ふみか)
1975年生まれ。兵庫県宝塚市生まれ。伊丹市在住。大阪音楽大学音楽学部声楽科卒。AI・HALL伊丹「想流私塾」第14期、並びにマスターコース5期・6期卒塾。日本劇作家協会会員。「クォークの会」会員。2013年に処女長編戯曲『林檎幻橙』が、大阪の劇団太陽族により上演される。13年、第1回せんだい短編戯曲賞最終候補、第6回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールグランプリ、14年、第1回こうのとり短編戯曲賞最優秀賞、第2回せんだい短編戯曲賞大賞、第21回OMS戯曲賞最終候補。

【演出】 中屋敷法仁(柿喰う客)
青森県出身。高校在学中に発表した『贋作マクベス』にて、第49回全国高等学校演劇大会・最優秀創作脚本賞を受賞。青山学院大学在学中に「柿喰う客」を旗揚げ、06年に劇団化。旗揚げ以降、全ての作品の作・演出を手掛ける。劇団公演では本公演の他に“こどもと観る演劇プロジェクト”や女優のみによるシェイクスピアの上演企画“女体シェイクスピア”なども手掛ける一方、近年では、外部プロデュース作品も多数演出。古典戯曲や短編、一人芝居など様々なジャンルの作品に挑戦し続けている。劇団公演以外の主な作品に『フランダースの負け犬』『赤鬼』『チョンガンネ?おいしい人生お届けします』『飛龍伝』『露出狂』など。

【出演】 吉川純広(ペンギンプルペイルバイルズ)、みや なおこ、鍛治直人(文学座)、樫本琳花
    原田樹里
(演劇集団キャラメルボックス)、平井真軌(無名塾)、七味まゆ味(柿喰う客)
【日程】2017年3月10日(金)~15日(水)
【会場】恵比寿・エコー劇場

公演の詳細はこちら → 公演情報『檸檬の島』

「日本」に対するこだわりを感じたい
「日本」というものに対し、どのような視点と覚悟を持って描いたか。そして現代の「日本」の観客の前で発表するに値する内容か。選考にあたってはこの二点を重視した。『檸檬の島』は、ひとつの家族の会話から、家・畑・村・島・国といったさまざまなスケールで「日本」を描く、複眼的な視点が鮮やかだった。2015年の「日本の劇」と呼ぶに相応しいと思わせてくれた。
(中屋敷法仁/選評より抜粋)



文化庁委託事業「平成28年度時代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
日本の演劇人を育てるプロジェクト「日本の劇」戯曲賞2015
>主催/文化庁・公益社団法人日本劇団協議会

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過去の上演作品
「日本の劇」戯曲賞2014 最優秀賞受賞作品
『君は即ち春を吸ひこんだのだ』(2016/2/25~3/1) 恵比寿・エコー劇場)
作/原田ゆう  演出/板垣恭一  出演/高橋長英、南一恵、寺本一樹、まりゑ、白井圭太、白川哲次、白勢未生

「日本の劇」戯曲賞2013 最優秀賞受賞作品
『マッシュ・ホール』(2015/3/6~11 恵比寿・エコー劇場)
作/芝原里佳  演出/上村聡史  出演/牧田哲也、田川可奈美、今井聡、木場允視、瀬戸さおり、照井健仁、永川友里、板倉チヒロ

「日本の劇」戯曲賞2013 最優秀賞受賞作品
『家族の休日』(2014/3/14~19 恵比寿・エコー劇場)
作/佐々木透  演出/内藤裕敬  出演/荒谷清水、柿丸美智恵、松本舞、増井友紀子、森島縁、古谷ちさ、橘花梨

「日本の劇」戯曲賞2012 最優秀賞受賞作品
『水の音』(2013/3/12~17 恵比寿・エコー劇場)
作/ナガイヒデミ  演出/丹野郁弓   出演/小須田康人、近江谷太朗、津田真澄

「日本の劇」戯曲賞2011 最優秀賞受賞作品
『にわか雨、ときたま雨宿り』(2012/3/23〜27 恵比寿・エコー劇場)
作/鈴木穣  演出/西川信廣 出演/押切英希、有馬自由、星智也、古河耕史、古川龍太、弓場沙織、鈴木ひかり、柿丸美智恵

「日本の劇」戯曲賞2010 最優秀賞受賞作品
『オトカ』(2011/3/25〜27 恵比寿・エコー劇場)
作/今井一隆 演出/土田英生 出演/平栗あつみ、遠藤好、濱本菜織、浦嶋りんこ、五十嵐明、 岡森諦、荒谷清水、鳥山昌克