日本劇団協議会とは -沿革-

日本劇団協議会は、文部省認可の現代演劇で唯一の社団法人として、 1992年(平成4年)6月30日、新劇団協議会を母体として設立されました。 その後2008年(平成20年)12月の公益法人制度改革関連3法の施行を受け、 2012年(平成24年)3月、内閣総理大臣より公益社団法人の認定を受け、同年4月1日に登記いたしました。 正会員は演劇創造団体で、2020年7月現在51団体が加盟。 現代演劇の振興に関する事業を行い、演劇創造団体間の交流・連携を図り、 芸術文化の発展向上に寄与することを目的とし活動しております。

日本の劇団

日本に劇団はどれくらいあるのか、誰にもわからないといわれています。 日本劇団協議会に加盟してない有名な劇団もたくさんあるでしょう。 いわゆる劇団の形をとっていない演劇創造団体とかプロデュース団体もいろいろあります。 そして日本劇団協議会にもそういう団体がいくつも加盟しています。 日本劇団協議会では、劇団という言葉を使っていますが、 それは大きなイメージとしての劇団という言葉であって、その組織の形態は様々です。

現代演劇

歌舞伎・能・狂言などの古典芸能ではない、普通のお芝居のことです。
さらにその中にはストレートプレイやミュージカルなどがあります。

新劇団協議会

社団法人日本劇団協議会の母体となった任意団体で、 1956年5月、加盟40劇団で劇団協議会を結成、その時の総会の主要議題は入場税対策と観客組織への対応でした。 1961年1月、新劇団協議会に名称変更。 詳細は、『劇団・戦後のあゆみ 新劇団協議会30年史』をご覧下さい。

  • 社団法人設立の認可を受ける
    千田是也会長

    左より川村恒明文化庁長官、
    杉村春子氏(文学座)、
    千田是也会長(俳優座)、
    片谷大陸氏(民藝)
    1992年6月30日 
    於:文化庁長官室

  • 社団法人設立祝賀会
    千田是也会長
    1992年11月16日 
    於:ホテルニューオータニ

  • 設立10周年記念祝賀会
    森塚 敏会長
    2002年8月27日 
    於:東京會舘