『幽霊』
あらすじ
人の中に在る 人ならぬもの
人間をほんとうに脅かすものとは——
19世紀、ノルウェー西部のフィヨルドの町。資産家で名士だったアルヴィング大尉が亡くなって10年が過ぎ、屋敷には未亡人のアルヴィング夫人、住み込みの若い娘レジーネが暮らしている。アルヴィング夫人は、亡き夫の遺産で建設した孤児院の開院式典を迎えようとしている。外国で暮らす一人息子のオスワルトも、晴れの日に数年ぶりに帰郷してきた。
尊敬された亡夫、気丈な女主人、才能ある一人息子、慈善事業…、しかし、この完璧かに見える家族には、目をそらし、隠し続けてきた恐ろしい秘密があった——。
目に見えぬ因襲に縛られ、偽善にすがる人間の姿を赤裸々に描いたイプセンの問題作は、発表当時、母国で上演禁止となった。しかし、140年前に提示された家族と社会の持つ深刻な問題は、今も、今だからこそ、よりリアルに人間の在り方を我々に問い続ける。
能登演劇堂開館30周年・無名塾交流40周年を記念し、無名塾が演劇史に残る名作に取り組みます。
作
作:ヘンリック・イプセン
翻訳:青山杉作
演出
林清人
詳細
キャスト |
小宮久美子 中山研 平井真軌 松浦唯 島田仁 |
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スタッフ |
装置:林清人 音楽:日高哲英 照明:鈴木啓子 効果:山岸和郎 衣裳:竹林正人 舞台監督:川村進 宣伝美術:市川きよあき イラスト:増田惠 文:角田美和 製作:無名塾 |
日時・会場 |
2025年10月10日(金)〜15日(水) |
入場料 |
一般 前売………6,600円 ※開場は13:30 |
チケット取扱・お問合せ |
能登演劇堂チケットサービス 0767-66-2323 |
プレイベント情報 |
1)幽霊プレイベント「これまでの無名塾公演の衣裳展示」 2)記念トークショー(スライド映写含む) 3)「幽霊」バックステージツアー |
共催 |
公益財団法人 演劇のまち振興事業団 |
主催 |
公益社団法人日本劇団協議会 |
助成 |
文化庁 文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(全国キャラバン)) |
事業 |