演劇人交流育成公演 『音楽劇☆鼬2021 ~真船豊『鼬』から~』
生まれ故郷ほど せいせいすっとこは ねえなァ
あらすじ
生まれ故郷ほど せいせいすっとこは ねえなァ
昭和初期、東北地方のある寒村。旧御本陣「だるま屋」での物語。
おかじが一人家を守っていたが、借金のカタに「だるま屋」は売られることになった。当主である息子万三郎は、大金を稼ごうと南洋に出たまま三年、何の音沙汰もない。
おかじのもとに押しかけた金貸しや女地主、村役場の馬医者など、欲にまみれた者たちによって、借金のカタにボロ畳や破れ障子までも剥ぎ取られていく。そんな折に出戻ってきた札付きの娘おしまも為す術なしで飲んだくれるばかり。
そこへ、先代の娘(義理の妹)おとりが豪勢ないでたちであらわれる。
十年前に相続争いで警察沙汰まで引き起こし村を追い出された更なる札付きの女である。
過去の恨みがあるおかじは「何しに来ただ、この泥棒鼬!」と罵るが、
おとりは「姉え、南洋から万三郎が帰ってくるだぞ」と昂然と切り出した・・・。
真船豊(まふねゆたか)
明治35年(1902年)福島県湖南町生まれ。早稲田大学に進み「寒鴨」で劇界デビュー。北海道で牧夫、四国で農民運動、大阪毎日記者などを経て昭和9年「鼬」で劇文学に独自の世界を築く。激動の戦前・戦中を過ごす。戦後「中橋公館」、ラジオドラマ脚本多数。内面心理の洞察力と生活の中にある人間喜劇の描写力はイマも色褪せない。
作
上演台本/佐藤茂紀
演出
流山児祥(流山児★事務所)
詳細
キャスト |
林正子 阿部利広、岩倉美穂が、一身上の都合により降板となり替わって、大森優輝、山下直哉が出演いたします。 |
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スタッフ |
助演出/大信ペリカン 真船豊写真 所蔵先 |
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日時 |
2021年2月21日(日)~23日(火)
開場は開演の30分前 |
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会場 |
◆会場変更のお知らせ◆ ★変更後の会場 @グランシア須賀川 2階ペオニー ※公演日程に変更はありません。 |
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主催 |
文化庁 |
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入場料 |
日時指定/全席自由(税込) |
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チケット取扱い |
発売開始 2021年1月16日(土)より |
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後援 |
郡山市 |
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協力 |
劇団ユニット・ラビッツ シア・トリエ しらかわ演劇塾 劇団 菜の花座 mami dance space ステージオフィス 王様美術 流山児★事務所(順不同) |
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お客様へのお願い |
音楽劇「鼬」2021では、以下のような対策で、上演する予定です。 ●次に該当するお客様のご来場は、ご遠慮いただきますようお願いいたします。 <主催での対策> |
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お問い合わせ |
日本劇団協議会 03-5909-4600(平日10時~18時) |
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事業 |
日本の演劇人を育てるプロジェクト 演劇人交流育成公演 |