津嘉山正種ひとり語り 朗読劇 『沖縄の魂―瀬長亀次郎物語』『命口説』
民衆と共に沖縄の歴史を切り拓いてきた瀬長亀次郎の波乱万丈の人生を語る。
あらすじ
『沖縄の魂―瀬長亀次郎物語』
アメリカ占領下の沖縄で、度重なる人権侵害と弾圧にも屈せず、
真の民主主義の確立と祖国復帰のために米軍に立ち向かった男がいた。
沖縄が生んだ不屈の政治家――瀬長亀次郎。
亀次郎が演説会を開けば、何万人もの聴衆を集め、沖縄県民の心を捉え希望を与えた。
「この瀬長ひとりが叫んだならば、50メートル先まで聞こえます。
ここに集まった人々が声をそろえて叫んだならば、全那覇市民にまで聞こえます。
沖縄70万県民が声をそろえて叫んだならば、
太平洋の荒波を越えてワシントン政府を動かすことができます。」
民衆と共に沖縄の歴史を切り拓いてきた瀬長亀次郎の波乱万丈の人生を語る。
『命口説』
アメリカ空軍基地である嘉手納飛行場。この飛行場が占める面積の9割以上が、強制接収された私有地である。
この飛行場近くの小高い丘で、観光客を相手に「基地観光のガイド」をする老人。
彼もまた戦争で砂糖きび畑を接収された一人だ。
「何が何だか分からない内に取り上げられて、日本軍の飛行場になって…戦争が終わったら今度は、アメリカの飛行場になって…土地は取り上げられたまま…戻ってこない…我ったあ言い分は、全然関係ない…」
沖縄戦…アメリカ統治…本土復帰…日本とアメリカに振り回されてきた沖縄人の苦しみと怒り…
市井に生きる老人が魂を込めて語る命の口説。
作
原案/謝名元慶福
構成台本/津嘉山正種
演出
菊地一浩(『沖縄の魂』) 津嘉山正種(『命口説』)
詳細
キャスト |
津嘉山正種(つかやま・まさね) |
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スタッフ |
美術・舞台監督/阿部一郎 |
日時 |
●宮古島市公演 ●名護公演 |
会場 |
●宮古島市公演 ●名護公演 |
入場料 |
全席自由・期日指定 ※未就学児童入場不可 |
チケット取扱い |
●宮古島公演 ●名護市公演 |
お問い合わせ |
劇団青年座 03-5478-8571(11:00~18:00) |
特別協力 |
沖縄タイムス社 |
後援 |
●宮古島市公演 ●名護市公演 |
共催 |
宮古島市教育委員会(宮古島市公演) |
主催 |
公益社団法人日本劇団協議会 |
事業 |
生活の中に演劇を―新しい活動拠点形成事業― |