新進演劇人育成講座
育成対象者は、すでに舞台経験があり、自らのブラッシュアップを目指す俳優およびスタッフ・演出家とし、国内外の優秀な指導者が講師を務めます。演劇界で行われている多くのメソッドの中から、より効果的なシステムをラインアップできるよう努めています。
「日本の近代・現代劇へのアプローチ
西川信廣演劇ワークショップ」
講師:西川信廣(文学座)

受講して衝撃を受けたのは「台詞とは自分の感情を表現するためではなく、相手をどうにかさせたい目的のために言う」ということでした。この2週間で相手役の方と影響させ合うことに少しは近づけたかなと感じています。(受講者アンケートより)
「鴻上演劇研究所ワークショップ」
台本の読み解き方講座 講師:板垣恭一
「役作り」のヒントとアプローチ法 講師:黒川竹春
鴻上尚史のオープンワークショップ 講師:鴻上尚史

1日目を踏まえて「動きという情報が人にどのような影響を与えるか」をたくさん見て学べました。「空間を変えていく、人と押し引きし合っていくこと」では主導権がどちらにあり、今何を観客が見ているのかを「共演者と一緒に見せていくことをクリエイトする」、それが大切なのだと感じました。(受講者アンケートより)
「スタニスラフスキーシステムの
基礎から学ぶワークショップ」
講師:ヴィクトル・ニジェリスコイ

今まで体を使って演技ができていると思っていましたが、まったく足りていなかったと痛感しました。筋肉を感じ、身体の動きを感じ、コントロールしながら発展させていく。今までになく、演技をしながら開放されている自身がそこにいました。(受講者アンケートより)
「2人の演出家による俳優スキル向上ワークショップ」
「物言う身体」とキャラクターのつくり方
戯曲を読み解くシーンスタディー
講師:リュ・ジュヨン(韓国・劇団サンスユ)
古城十忍(ワンツーワークス)

二人の演出家のアプローチが異なり、でもそれを互いに応用できたので、その相互作用によって二つのワークショップを別々に受けるより遥かに成長できたと感じます。 (受講者アンケートより)
「エデュケーションワークショップ」
コース:①1DAY ②インプロコース
③DIEコースin東京 ④DIEコースin関西
⑤DIEコースin高知
[講師]①③④⑤西海真理 ②絹川友梨

多種多様なワークを実際に体験することができて、現場で実施する際の手札を増やせることやDIEやファシリテーターの考え方やスタンスが言語化されていて、改めて何が重要か再確認しやすかった。(受講者アンケートより)
「声優ワークショップ 夏季集中講座2023」
コース:①外画コース ②ナレーションコース
③アニメーションコース
[講師]①佐藤敏夫、林友博
②さとうあい、林友博
③羽田野千賀子、林友博

2日間の実践の際にたくさんの役を演じる機会を設けてくださり、自分の得意な役と苦手な役がとてもよくわかりました。また同じく、ほかの受講者さんの演技を見ることで表現のバリエーションの勉強になりました。アニメーションに合わせて演技することが初めての経験だったのでテンポ感についていくのに苦労しましたが、その面白さにも気づかされました。(参加者アンケートより)