掲載日:2003.6.20

日本劇団協議会NEWS No.140 発行日:2003.6.20

●平成16年度主催事業「集中講座〜演劇を楽しむために」来年度企画募集
文化庁芸術創造プラン(新世紀アーツプラン)芸術団体人材育成支援事業に申請予定の主催事業「集中講座〜演劇を楽しむために」の企画(ワークショップ)を下記の内容で公募します。この事業は平成11年度から始まった事業で、少しずつ規模を拡大し、多方面にわたる人材養成事業として評価をいただいております。また、一昨年度からは、スカラシップ制度を設け、今年は15劇団から43名の応募があり、28名の方が決定しました。

内 容: 俳優、演出家、その他さまざまな人達に向けて、日本演劇界の質を向上させ、日本演劇界の基盤整備の一助となる企画の募集です。
昨年・今年は、俳優・指導者養成のワークショップでしたので、今回は特にスタッフのためのワークショップの企画の応募を歓迎します。
締 切: 7月31日(木)
選 考: 人材養成委員会で選考の上、常務理事会の議を経て8月下旬ころに決定の予定です。
応 募: 応募の書式は、事務局にありますので、ご請求下さい。

お問い合わせ: 事務局・松村久美子 

●平成16年度文化庁派遣新進芸術家海外留学制度・新進芸術家国内研修制度候補者募集
文化庁から標記事業の応募者の推薦依頼がありましたので、お知らせいたします。この事業は、従来の在外研修・インターンシップと基本的に同じですが、一昨年創設された「文化芸術創造プラン(新世紀アーツプラン)」の中の[世界に羽ばたく新進芸術家の養成]として実施されます。ご希望の方は劇団を通し、事務局までお申し込み下さい。なお募集案内は郵送いたしますが、文化庁のホームページよりダウンロードすることもできます。

応募の主な内容(当該分野のみ)
[海外留学] 締切:8月29日(金)
1.分野 ■演劇(演出・劇作・俳優等)
■アートマネージメント
  〈芸術監督、プロデューサー、企画制作(経営財務、組織管理、広報、マーケティング)等の担当者〉
2.種類・年齢・研修期間(原則として平成16年9月から開始) 2年派遣: 演劇 アートマネージメント
原則として18歳以上30歳未満。原則として同一研修施設で集中的に研修。
1年派遣:
(200日間も含む) 演劇、アートマネージメント
原則として18歳以上45歳未満。
特別派遣:
(80日間) 演劇、アートマネージメント 18才以上、上限なし
3.研修の条件 ■日本国籍、または永住資格を有する者
■専門分野で芸術活動またはアートマネージメントの実績
■研修に耐えうる語学力
■渡航先研修施設の受入保証
■心身ともに健全
4.旅費
往復の航空費旅費-在宅地から派遣地までの最短経路によるエコノミークラス往復航空券。研修地は2国以上にまたがる場合や、派遣国内での移動航空費は対象外です。他に日当及び宿泊料(おおむね日額1万円前後)と支度金25,000円を文化庁が支給します。
5.選考日程
書類選考を経て、11月中旬〜12月中旬面接、来年1月下旬内定の予定。
6.研修報告 定期的な研修報告。帰国後研修報告書を提出、アートマネージメント分野は報告会を行う。

*なお、下記のようにスコットランド芸術評議会からお話しをいただいておりますので、渡航先の対象としてご検討下さい。この件については、先方との交渉の時間も必要ですので、締切を7月31日とさせていただきます。受け入れの件も合わせてご検討下さい。

スコットランド芸術評議会
―エデュケーション・オフィサー交流プログラムについて―

国の公的助成団体、スコットランド芸術評議会(Scottish Arts Council)のエデュケーョン部長シルヴィア・ダウ女史から、文化庁の海外留学制度(アート・マネージメント )を活用して、芸術団体・施設の教育・普及活動を研修したいという方を受けいれ、スコットランドにおける研修先の斡旋ならびに指導を行なう準備があるとの申し出をいただいています。経験豊かなエデュケーション・オフィサーのもとで、英国の教育・普及活動を研修できるプログラムです。なお、藤木香事務局員が、今年度派遣の海外留学生として、セントアンドリュースの地域劇場バイヤー・シアターとスコットランド芸術評議会で研修することになっております。
また、スコットランドのエデュケーション・オフィサーの日本での研修受け入れ先となる団体を探しております(期間としては1ヶ月程度)。


[国内研修] 締切:8月25日(月)
1.分野・人数 演劇(演出家・劇作家・俳優等)
アートマネージメント(海外留学に同じ)
2.研修施設 必要な指導者及び施設を有し、組織的・系統的に指導を行う所
3.研修の条件 ■日本国籍、または永住資格を有し、原則として18歳以上35歳未満
■専門分野で芸術活動またはアートマネージメントの実績があり、将来性があること。
■研修施設で研修許可をうけているもの、または現に研修中の者。
■心身ともに健全であること
4.研修の内容 平成16年6月〜17年3月までの10カ月間。中心となる研修施設での研修だけでなく、各自の創意工夫に基づいて自由に研修計画を組み、芸術鑑賞、取材、調査・研究などを含め幅広い研修を行うこと。
5.研修費 10カ月間の総額1,510,000円を、2カ月毎に日本劇団協議会を通して支払われる。経費の対象は、授業料、個人指導謝金、材料費、鑑賞費、取材旅費、研究資料費等。
6.研修報告 2カ月毎に研修状況報告書を、研修終了後2カ月以内にレポートを文化庁へ提出する。
7.選考日程 書類選考を経て、11月中旬〜12月中旬面接、来年1月下旬内定の予定。

●平成15年度東京都公立高等学校「定時制通信制演劇鑑賞教室」企画決定
協議会ニュースNo.136で募集した標記の事業は、18劇団22作品の応募の中から、青芸制作の『THE WINDS OF GOD』(作/今井雅之 演出/高藤達之輔)に決定いたしましたのでご報告いたします。なお、この公演は来年1月20日〜23日(4ステージ)、中央区立中央会館で上演の予定です。

●2005年 都民芸術フェスティバル参加公演企画内定
先に募集しておりました標記の件について、5月23日開催の公演企画委員会で審議の結果、応募7作品のうちから次の作品に内定し、6月6日の理事会で承認されましたのでご報告いたします。

『 ふたりの老女(仮題) 』
原作/ヴェルマ・ウォーリス 脚本・演出/福田善之 出演/佐々木愛 李麗仙 ほか
会場/紀伊國屋ホールまたはサザンシアターを予定
日程/2005年3月 12ステージ(予定)

●平成15年度「新進芸術家公演事業」について
昨年、新規事業として13公演を実施いたしました「新進芸術家公演事業」について、去る5月30日、古城十忍専務理事・西川信廣人材養成委員会委員ほかで文化庁と懇談いたしました。この事業は、要項や出演基準に若干の変更があるものの今年度も引き続き実施されることになっており、近日中に公募の予定ですのでお知らせいたします。

●請願書「学校教育の正課に舞踊・演劇を! 東京芸大に舞踊学科・演劇学科を!」について
今年1月より皆様にご協力いただいておりました「学校教育の正課に舞踊・演劇を! 東京芸大に舞踊学科・演劇学科を!」請願書ですが、去る5月6日、森塚敏会長と社団法人現代舞踊協会の三輝容子理事長が古屋圭司衆議院文部科学委員会委員長と面会し、提出いたしました。これにより、古屋先生からお話しを通していただき、5月16日には文部科学省初等中等教育局教育課程課と、さらに5月30日には文部科学省高等教育局大学課と懇談いたしました。どちらも、この請願書の趣旨はよくご理解いただいたのですが、すぐに結論の出る問題ではないということでした。
 そこで、日本劇団協議会では、ひとまずここで署名集めを終了させていただきます。皆様のご協力に心から感謝いたします。
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